シモン・ボッカネグラ【わが心に炎が燃える】歌詞と対訳|Sento avvampar nell’anima

シモン・ボッカネグラ わが心に炎が燃える

シモン・ボッカネグラ 第2幕

ガブリエーレは、パオロの「アメーリアはシモンと通じているかもしれない」という言葉を聞き、怒りが隠せません。

「わが心に炎が燃える」は前半は怒りに燃えて、後半はアメーリアの貞節を祈るものになっています。

さいひろ

この時点でガブリエーレは「アメーリアとシモンは、実の親子」だと知りません。

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「わが心に炎が燃える」Sento avvampar nell’anima【歌詞と対訳】

Sento avvampar nell’anima
furente gelosia;
Tutto il suo sangue spegnerne
l’incendio non potria;
S’ei mille vite avesse,
e mieterle potesse
d’un colpo il mio furor,
Non sarei sazio ancor.
Che parlo!… Ohimè!…
Piango!… pietà, gran Dio, del mio martiro!…

ガブリエーレ

魂の中で燃え盛っているのを感じる。
猛烈な嫉妬を
自分のすべての血で消そうとしても
この火を消すことはできない。
もしあいつ(シモン)が千の命を持っていても
(一発の私の激怒で)刈り取ることができても
一発の私の激怒
私はまだ満足できないだろう
何を言っているんだ!…ああ…
涙が出てくる!…お慈悲を、偉大なる神よ、私の苦悩に

Pietoso cielo, rendilà,
rendila a questo core,
pura siccome l’angelo
che veglia al suo pudore;
ma se una nube impura
tanto candor m’oscura,
priva di sue virtù,
ch’io non la vegga più.

ガブリエーレ

慈悲深き天よ、彼女を返してください
私の心に彼女を返してください
天使のように純粋なままで
彼女の慎みを見守る(天使のように)
だが、もしも不純な陰が
彼女の純真さを隠して
美徳が失われるのなら
もう私は彼女と会うことはないだろう。

【解説】純真さにこだわる、ガブリエーレ

怒っている様子が伝わる言葉を抜き出してみました。

ガブリエーレ

猛烈な嫉妬が、燃え盛っている!!!

avvampar (avvampare)・・・燃え盛る、興奮する
furente・・・猛烈な、怒濤の、激怒した
furor(furore)・・・激怒、逆上

ガブリエーレ

アメーリアの「清純さ」が失われば、二度と会うことはない。

pura(puro)・・・純潔な
pudore・・・慎み
candor(candore)・・・純真
virtù・・・美徳

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